魂の在り方と意識・感覚

【翻訳】「目覚めていない人達」にどう対応したらいいか 覚者ムージのアドバイス

How do you deal with Unconscious people – by Moojiから翻訳しました。

質問者)ナマステ、ムージ。

ムージ) ナマステ、ナマステ。

質)
 先日、若い女性が来て、彼女の周りで起こっている厄介ごとについて尋ねてきたんです。
貴方(ムージ)が言った事は私の様々な疑問をクリアにしてくれました。
でも、まだ、親しい人に対する思いやりについて(がわかりません)
「個人としての状態」「彼らが彼ら自身で身につけてきた考え」にとても執着のある人達です。
私はまだわからないのです。
親しい人達に対してどのように思えばいいのか。
彼らはまだ、真実を拒否しているように見えるし、また彼ら自身に「ストーリー」を語り続けているようにも見えるのです。


ムージ)
思いやりも、また貴方のパフュームです。
私はあなたたちに、「思いやりを持たないように」とは言っていません。
思いやりはそこにあります。しかし、それは智慧と共にあるのです。
もし誰かが、
「あなたの話を聞きたくない。あなたは騙されているのよ!
 あなたはマインドを作り上げているんだわ。あなたはあなたの世界観を作り出しているのよ。
 私たちは大丈夫なの!!私のことを心配しないで!」
とあなたに言い張るのなら、
もし誰かがこう言い張るのなら、(あなたに)一体何ができる?

あなたはただ彼らから離れて、彼らをそのままにさせておきなさい。
なぜ彼らを悩ます?
たとえ、ある人が明らかに盲目的な状態で迷っている事を心地よく思っているのだとしても、
彼らが在りたいようにいさせてあげなさい。
なぜなら、もしあなたが何かをしようとするなら、
あなた達は、「二人の妄想に取り憑かれた人たち」になるのです。

1人で十分だ。
一度に一人(の迷妄した人)で。

あなたは人々と闘ったり議論する必要はない。
避けなさい。
それ(議論)はどこにも導かない。

ただ議論するのが好きなだけな人たちもいる。知ってるでしょ?

何が起こるか。
あなたはただシンプルにあなたのハートに留まりなさい。
恐れからではなく、あなたがガイダンスの状態にいるからです。
あなたは、ガイダンスと繊細な状態で動き出します。
決して自分が特別だと思わないように。
ただ「在る」。そして、動く。

「よし、話さないぞ」とか「話してみよう」などと決めないでください。
ただ、静かにしています。
これから貴方が何をするべきか、決めてはいけません。
空っぽのまま、進むのです。

わかりますか?

その「観ている」意識は安定しています。
それを眺めて、確信して、確かめる事に時間をかけなさい。
思考、思いつき、感情、投影、想像、記憶、知覚など、何かしらうかんでくる物は、
偉大な「観ている意識」の中に現れているんだ。
ただそれらを観ている状態に留まってください。
それで十分です。
ただその中に留まっている状態で、進んでください。

実際に、貴方の命は奇跡を起こす事ができるのです。
貴方にもそれがわかるでしょう。

宗教的、哲学的な議論を交わしたい人々に、挑もうとしないでください。
そういう人達は、誰か別の(同じように議論を好む)人たちに任せてしまいなさい。

貴方は、(静寂の)中にいるままで、動くのです。
自らの平穏を護ってください。
これは自分勝手な事ではありません。


時が来たら、意義の在る会話が発生するでしょう。
あなたはその瞬間、どういうわけか、自動的に、直感的に、会話できることに気づきます。
マインドで考えて選ぶのではありません。

マインドはあなたに言います。
「間違ってる! (今すぐ議論に)飛び込め!
 飛び込まなきゃ、取り残されるぞ!」

こんなマインドのいう事を聞いてはいけません。

シンプルにあなたのやり方で進んでください。

誰かがきて、
「これについて君はどう思う?(かなり強めに)」と聞くかもしれません。
「ごめん、何のこと?」
「(アグレッシブに)この事についてだよ!」
「何も思わないよ」
「何も思わないってどういう事だよ!!」(イライラ)
「何も」
「でも、君は思考を持っているだろ!」

「いいえ」

「何!? 君は思考を持たないってどういう事だよ!
 誰もが 思考を 持っているんだよ!!」(気に入らない!!)


「それは 君が、 そう考えているだけだろ」

(聴衆爆笑)

わかるでしょ。
君は今はまだわからないかもしれないけど・・・

反応は適切な時に(自然と)起こってくるという事が、その時になれば君にもわかるだろう。

君は他の人たちを負かすためにそこにいるんじゃない。
ただ、君の内側の、真実の場所から返事が湧いてくるんだ。
彼らもそこに智慧を感じるでしょう。
彼らも(その時には)聞きたいと思うでしょう。

あなたの言葉、あなたの存在が、「明らかな何か」を示しているのです。
あなたはその明らかなものがわかるでしょう。

あなたは裸の王様という話の子供のようになります。
知ってる?なんてタイトルだったか覚えていないのだけど。
皇帝のあたらしい服か何か。
皆は何か取り繕うけれど、ある1人の子供だけが真実を口にしたんだ。


君がシンプルに人々に向かって何かをいうと、

「Wowwwww, そんな風に考えた事なかった!」 (聞いた人々の反応)

こうやって、意識(コンシャスネス)は、それ自身を表現してくるんだ。
言葉だけでなく、存在の中に。


私たちは、言葉を崇拝している。言葉を過信している。
でも、たとえあなたが気づいていないとしても、私たちは実際、
言葉以外の様々なコミュニケーションの方法を持っている。

あなたはただ、あなた自身の平穏(のスペース)にくつろぎなさい。
ある場所でお茶を飲んでいる事が、あなたの周りの環境に様々な方法で影響を与えているかもしれない。
たとえ、あなた自身がその影響の仕方を知らなくても!

誰かがあなたの隣に座る。
彼らはトラブルを抱えていたのに、今、心がとても軽くなっていると感じるんだ。

「ワァオ。ほっとするな」

そして彼らはあなたにいう。
「ありがとう」

「・・・え、何て?」

「ありがとう」
「何が?」
「私はここに来た時、とても問題を抱えていたんです。
 ここに座っていると、ただとても平穏な波動があなたから伝わってきたんだ。
 よくわからないけれど!
 あなたは私に何かしたんですか?」

「いいえ」 (聴衆爆笑)

「そうですか。何はともあれ、ありがとう。ありがとう」

あなたは、(内側の平穏な場所から)出て行って助けようなんて、考えてすらいなかった!
ただそこにいただけだ!

繊細で、直感的な人々が、ディバインオーダーによって、あなたに会うべく調整されたのなら、
あるいはあなたが彼らに会うべきであるなら、

その出会いは起こるのです。

あなたが気を揉む必要はないし、あなたが意識を変えさせるべく人を探しに行く必要もない。
人を雇いに行く必要はないのです。

あなたはシンプルにここにいるだけ。

人生があなたにやってきます。




質問者)
ありがとう、ムージji。


ムージ)
親しい人たちに対して、助けたい、力になりたいと思ってしまう事は私も理解できます。

誰かが明らかに迷妄に陥っていてあなたには何かが見えているとしても、
彼らには、あなたの話を聞く余裕がないのかもしれません。

それはあなたの家族でだってあり得ます。
あなたの話を聞く余裕(スペース)がないのです。

あなたは思います。
「私は答えを知っている!だから聞いてよ!」

違います。
彼らはあなたの「答え」を投げ捨てます。トイレに流してしまうでしょう。
彼らはあなたから聞きたくないんです。

あなたはただ静かにしていなさい。そしてそのまま進むのです。

時が来れば、あなたは自分がその位置にいることに気づくでしょう。

そして、話す。


その時が、最適なタイミングなのです。