魂の在り方と意識・感覚

エピソード0 いじわるな神様の最大の愛

少しブログを読み返しながら、意地悪な神様に導かれて進んでこれたなんて羨ましいなって思う人もいるかもしれない、と思いました。
確かに、すべて神が用意して、私の手を引いて、ここまでずっと連れてきてくれた、と思っています。すべて神がしてくれたことだ、という感謝以外には出てきません。
でもそれは、私が努力をしなかったということとは違います。

思い出すのは、大学を中退した春。
うつ病の治療のためとはいえ、なんで大好きな学問を私が辞めなくちゃいけないんだ。
こんなにも理学療法の勉強が好きで、仲間たちのことも好きなのに。
なんでわたしは、死んだように存在して、ただ苦しみの中に眠ることしかできないんだ。
勉強なんてしたくない、夢なんてないという同世代たちが勉強できるのに、なんで、わたしはうつ病なんてものになってしまっているんだ。
夢だってある。
勉強だって好き。
やりたい、学びたい専門分野もある。

でも・・・、わたしは、今から肩書きがない。
もう、学生じゃない。なのに、働いていない。
誕生日が迫っていて、こんな状態なのに大人にならなきゃいけないことに追い詰められて、
わたしは最後のオーバードーズ(薬を大量に飲むこと)をした。
これだけ飲めば、死ねるだろうと思っていた。
今だから笑えるけど、全然致死量に達してなかったらしい。知識なかったのね(笑)
何を思ったのか知らないけれど、わたしは綺麗な服を着て、おばあちゃんが入院している病院へと向かった。どうやらそこで、おばあちゃんにクリニックへ行くように説得されて、わたしはかかりつけの精神科へ向かった。

そして、怒られた。
時間が経って、薬が抜けてきたのか、少しずつ意識がはっきりしてきた。
あれ?どこで怪我したんだろう?血が出てる。
あれ?この服・・・選んだっけ?なんか、メイクの色の組み合わせ、変じゃない?

ぼんやりとした頭で、目の当たりにするそんな小さな事実が、とてつもなく恐怖だった。
記憶があるようでいて、記憶がない。

自分が何をしているのか、認識できないということが、こんなにも怖いことなのか、と思った。
S先生は、もし今後、自殺に繋がるような変なことをしたら、もうクリニックでは手に負えないから、ここでは診ないぞ。
大きい病院じゃないと無理だからな。って言った。
わたしは、大学近くのクリニックで嫌な先生ばかりに会ってきて、地元のS先生に診てもらうためだけに大学をやめてこっちに戻ってきたんだ。ほかの病院なんていきたくない。
こんなこと繰り返しながら生きていたいのか? もう、こんなこと止めたいのか?

・・・やめたい。
治したい。

治さなきゃ。


目が覚めるたびに、今日も生きていることに絶望して、ただ時が過ぎる事実そのものが、体にささるむしろのようで。
悪夢を見て目が覚めて、夢が終わってしまったことに本当の涙をながす。
生きていたくない。

それまでだって、元来そうとうな頑張り屋のわたしは、一つ一つ目標を決めて取り組んでいた。
朝、新聞を取りに行くとか、一日に1回は外にでるとか、赤ちゃんみたいな項目が多かった。
ちょっとやる気が出ている時に、PCの教室に申し込んでみたり、ジムに行ったり、図書館行ったり。元々勉強が好きなので、何を勉強したとかじゃないけれど、30分なり1時間なり「何かする」ってことが大事なことだったので、その日興味の持つことに取り組んでいた。

でも気の重さは変わらない。時間は止まってくれない。
わたしはどんどん大人になる。

何度も何度も神様に助けを求めたけれど、何も返ってこない。

誰かたすけて、ここから出して。

元気な頃から、子供の頃から、声がかれるほど、「誰か助けて、ここから出して!」と魂は叫び続けたのに、どこにも光が見えない。
できないことだらけだった。自分がいかに、ダメな人間か知ってる。
社会にも合わせられない。

でも・・・

それでも、私の奥深くで発し続けている違和感は、その奥深くにある確かな何かは、
それだけは、「間違っていない」。

なんで生きているのか。
世の中おかしいことだらけなのに、
見えないフリ、聞こえないふり、感じないふり、知らないフリをしていくことが、
大人になることじゃない。

わたしは、この奥深くで叫び続ける何かがあるゆえに、苦しいし、社会に迎合できなくてダメダメになっているけれど、

でもこれは、私の宝だ。

【コレ】が、将来、必ず周りを照らす何かになる。

絶望の暗闇のどん底で、常にあった信念。

言葉にも、形にもならないけれど、確かに見えていた【未来】があった。

それに、夢という名前をつけて、それに一番適合するカタチとして、「医者」を選んだ。
成長すれば、違うカタチが見えてくるかもしれないけれど、当時の私には、「医者になる」という目標が一番理想に近いと思った。

この原石を持ち続けることを、たとえ「間違っている」と言われようと、「だから、あなたはダメなんだ」と言われようと、
世界中が私の敵になっても、
私だけは、私の味方でいよう。

わたしだけは、私の事を裏切らない。

何度も何度も、自分自身に約束した。

そう思っていたのに、学生という肩書きを失った時、思わずすべてを終わらせようとしてしまった。

でも、クリニックの先生に「二度とするな」と言われて、わたしは、二度と自殺未遂をしないと誓った。
死ぬ方法は決して検索しなかった。
魔が差した時に、簡単に利用できてしまうから。
薬も、3日分だけを親からもらっていた。
それ以上は、私が見つけられないところへ隠してもらった。
元気になってからも、それは続いた。
元気だからといって、いつ、魔が差すかはわからないから。

その頃、チャクラを整える瞑想のCD(チャクラ・クリアリング―天使のやすらぎ ←絶版してしまった)を買った。
朝の瞑想と、夜の瞑想があった。
朝の瞑想をしたら、一日が始まる。夜の瞑想をしたら、ぐっすり眠れる。

ただ、今日をなんとか生きるために、明日もまた起きられるように、
CDを聴き続けた。

朝、晩はもちろん、何かする前にはチャクラを整えてからじゃないと、外にでる気力もでなかった。
瞑想を続けて、3ヶ月ほどで、ヨガのインストラクターの研修生になった。
バイトへ行って、ヨガを学び、アサナを覚える。
行くまでに何度も瞑想をして、帰ってきたら、明日のために夜の瞑想をしてぐっすり眠る。

その後、病院で働き始めたけど、相変わらず、朝晩の瞑想は欠かさなかった。
3年以上、おなじCDを聴き続けた。
もちろん、その他のチャクラの瞑想や、ヒーリングや別のワークに取り組む時期もあったけれど、
それとは別で、このCDの瞑想は、わたしにとって御飯のように当たり前の日課になっていた。
初めてのインドへ行く時も、移動中もホテルでも、いつでも瞑想をしていた。
アシュラムに入って、アシュラムのプログラムにすっかり慣れてきた頃に、自然ときかなくなった。
生身の先生たちが、わたしを指導してくれているし、わたしはCDの誘導がなくても、自分の観察をできるようになっていた。(んだろうと思う。今振り返れば)

だから、それからは、ヴィパサナ(観察する)瞑想が基本となった。
ここから先は、いじわるな神様1~ に書いてあるので要らないだろうけど。

アシュラムでの生活で、私は誰よりも「変化」したと思う。
先日まで、あんなに緊張していたのに、別人みたいな顔つきになったねって、みんなに驚かれた。
そして、喜ばれた。
初めてのインドで、【ヨガ】が何かを教えてくれる人に出会って、生き方を変えられるなんて、あぁ、ここまで、神様が導いてくれていたんだと思える瞬間に出会えて、
あなたは、ラッキーだね。
と言われる。

ええ、わたしは、本当に、ラッキーだと思います。
でもそのラッキーは、大学を中退してインドへ行くまでの3年半、欠かすことなく朝晩の瞑想をしてきた基盤があったのも大きい、と今になって思います。
そしてその期間、同じくアサナも人並み以上に(だって、インストラクターだったんだもん。笑)毎日取り組んできたから、体の基盤もできていたのだ。

そのベースがあってこその、様々な出会いだったのだ、と思います。

神様に何度も何度も訴えても、魂が泣き叫んでも、一人ぼっちにしか感じられなかった日々も含めて、わたしは、
いつも神様たちがわたしを導いてくれていた
と思います。

この記事で書いた辛い時期の経験こそ、いじわるな神様の最大の祝福だったと思います。

わたしは、他の人が簡単にできる色んなことが、全然できない、という面もあります。

でも、ヨガに関してだけは、「実践してきたよ」と言える自信があります。
・・・今振り返れば、最後の自殺未遂からたった1年後には、社会人サークルを立ち上げて運営に関わっていたんだから、
ほんと、進んでいないと思っていたのは自分だけだったのかもしれない(笑)

誰も助けてくれない。私が、わたしを救い出さなきゃ。
そう思って、確かに私は努力しました。
今の私では、とても当時の私に頭が上がらない。
不安に立ち向かい、勇気を振り絞って、家から出ていた。

毎日、毎日、不安に押しつぶされそうになりながら、
瞑想をして気持ちを少しでも切り替えて、そして勇気を出していた。
実際の行動は小さなものだけれど、そこに注いだエネルギーはどれほどのものであったことか。

でも、私が自分の足で立ち上がろうとして、一歩一歩を踏みしめることができたのは、
家族や、友人や、職場で出会った人たちの、支えがあったから。そして、見えない存在の支えも

確かに、わたしは頑張った。

でも、頑張れたのは、いつも、いつだって、たくさんの導きがわたしを守ってくれていたから、だと思います。





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