昔からの出会い
続きです。
その、頂上で瞑想しているときに、わかったことがある。
そこは多分、実際の標高以上に高い山と同じようなものをもっている場所だった。
The Mother Earth •••
海、そして大地、すなわち母なる地球に抱かれて私たちは「生かされている」。
そして、
The Father •••
父なるエネルギーによって、「導かれている」
のだと思った。
よく、男性性と女性性のバランスとか統合、なんてことが話題になるし、
女性性といえば、聖母マリアとかインドではシャクティ(神の女性的なエネルギーの総称)、マーとか、色々と聞くし、
母なる地球ってものが、その代表だろうと思ってたけれど、
じゃあ男性性ってものがどこにあるの?
とこの数日思っていた。
母なる地球が、海や標高の低いところにある。すべてを受け入れ、許し、命を育む。
父なるものは、標高の高い「厳しい」所にある。
厳しくも確かに、人がより成長するように導いていく。
ヒマラヤしかり。
うまく伝えられないけれど、
女性性の大切さも男性性の大切さもよくわかり、受け入れることができた。
とてもいいバランスだった。
そして、7月に高尾山で天狗の像を見た時は怖くて心を閉じたのだけど、
今日はその時とだいぶ印象の違う天狗だった。
もっともっと意識の高いところにいるようで、よく噛み合わなかった。
それでも思った。
天狗は・・・地獄をも知っている。
それでも地獄に呑まれずに、意識を高く保っていられる。
どんな欲深いものが来ても、それと付き合いながらもすべてから離れていられる。
と思った。
このひょうきんで身軽なお方は、すごいっす。。。
今日はいい天狗に出会った・・・(笑)
「インドっぽいでしょ、ここ。だからみさちゃん気にいると思った。」
標高もそれほど高くないと思うのに、ヒマラヤの縮小版みたいに思っていた。
湧き出でる清水も、すべてを洗い流してくれるガンジス川のように強い浄化力を持ってる。
「(私たちの見てる)インドだね、ここは。」
インドで男性性を象徴する神といえばシバ神。
ヒマラヤでの修行(ヨガ)を導き守る偉大なるグルであるシバ神。ヨガの神様。
天から女神ガンジスが落下して、世界が大洪水になるのを防ぐために、
シバ神が落ちてくるガンジスを頭ですべて受け止めて、世界が守られたのです。
そして、シバの髪の間からチョロチョロと流れ出てくるのが、ガンジス川。
インドを流れる聖なる川、母なるガンジス。
おおっ!父なるシバ(ヒマラヤ、ヨギ)、母なるガンジス~~!!
多分、私とMちゃんはヒマラヤで繋がってるんだろうね。
修行という闘いの場所だろうね。
でもいつか、それ以上の意味がわかるといいなぁ。
PS. 高尾山で天狗を恐ろしく感じたのは、私は高尾山に「いてはいけない、意識を合わせてはいけない」と感じたから。
修行の場であり豊かな緑が残っている場所でありながら、「後悔、欲、野心」なども強く残っている場所である感じがした。
よく怖くて近づいてはいけないと感じるお稲荷さんに似ています。
好きなお稲荷さんもあるけれど、「入っちゃいけない、意識を委ねて(合わせて)はいけない」と思う場所。
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