魂の在り方と意識・感覚

世界最大のエコビレッジ オーロビル

導かれてオーロビルへ

さて、なんだか今年は色々な事があってすっかり書けずにいましたが・・・。
2019年年末にグルガオンの家を手放した私は、友人達の家とリシケシのアシュラムに処分しきれなかった荷物を分散させたのち、世界最大のエコビレッジと言われるインドのオーロビルに滞在していました。
元々は家具家電を手放すつもりはなかったのだけれど、瞑想中に「家を手放してオーロビルに行こう!!」と啓示のように強く思ったので、直感に従いました。
家賃は浮くと言っても2、3ヶ月のことだけだしまた買い揃えたら、プラスマイナスゼロになっちゃうなぁ〜などと頭では考えていたのだけれど、この時に直感に従っていなかったら3月のロックダウン以降、日本に帰ってきて今も家賃を払い続けなきゃいけなかったのかと思うと・・・、直感って凄いわ。

リシケシで出会った師と呼びたい素晴らしい方とのシンクロニシティもあって意気込んでやってきたオーロビルですが、
まずはオーロヴィルとは何かと言うと、ウェブサイトによれば、

Auroville wants to be a universal town where men and women of all countries are able to live in peace and progressive harmony above all creeds, all politics and all nationalities.

The purpose of Auroville is to realise human unity.

オーロビルHP https://www.auroville.org/ より
日本語訳

オーロビルは世界の全ての人のための町であり、そこでは全ての国の男女が、平和と、様々な信仰、信条、国籍(民族)を超えて進歩し続ける調和の中に生きることができるような場所でありたい。
オーロビルの目標は人類の調和(1つになること)を実現することである。

世界中の誰もが宗教も民族も超えて共に暮らすことのできるユニバーサルタウンです。

オーロビルができるまで

インド独立に大きな影響を与えたとされる人物の一人、シュリ・オーロビンドと言う聖人と、その弟子のフランス人女性ミラがビジョンを見、その理想郷を建設した、もとい、今もその理想郷に向かって絶えず創造し続けている場所、それがオーロビルです。
(創設者のミラは、The Mother と呼ばれていますので、ここからはマザーと呼びます。)

聖オーロビンドはイギリス政府から追われており、当時フランス領であったポンディチェリーに匿われていたため、彼の拠点となったアシュラムは今もポンディチェリーに存在します。
フランス人であったマザーは家族の仕事の為ポンディチェリーに住んでいて、オーロビンドの思想に感銘を受け霊性の学びを続けます。
インド独立後に母国フランスへ戻ってから長いことインドへ来ることはかないませんでしたが、その間も自身のスピリチュアルな行いを忘れることはなく、晩年にようやくインドに戻る事ができてからはオーロビンドアシュラムで師と共に過ごしたと聞きました。

そして、マザーがそんな人種や国籍に縛られる事のない世界都市を作ろうと動いたところ、ユニセフがスポンサーとなり、世界各国に土地の提供を呼びかけたところ、インド政府が土地の提供を申し出てポンディチェリーから30分ほど離れた場所にオーロビルが作られました。
この話はオールビルの中心にあるマトリマンディルに行くとストーリテラーのビルさんが話してくれます!
私はマトリマンディルの予約方法を間違えて2回もFirst Visitor として参加してしまい、彼の話を2度聞いたのですが(笑)、2回とも感動して涙が溢れてきました。
オーロビンドやマザー自身が、現実離れした理想のビジョンに対し「Dream」だと言っていたにも関わらず、その純粋な夢が多くの人の心を動かし、実際に国籍を超えた人々が住める町が創設され、時代を牽引する生き方を今なお模索し進化し続けている場所。
どれだけの人の「願い」と「希望」が集まってできているのだろう、そして、その想いを受けて私はこの世界にどんな夢と希望を発信できるだろう、などど胸が熱くなっていました。
(オーロビルとオーロビンドアシュラムで見聞きした事なのでどこまで記憶が正しいか定かではないですが、こんなストーリーだったと思います。またいつか調べて書き加えますね)

オーロビル憲章

オーロビルについては紹介したい事がたくさんあるのですが、まずはオーロビル憲章を私なりに翻訳して紹介したいと思います。

The Auroville Charter

Auroville belongs to nobody in particular. Auroville belongs to humanity as a whole. But, to live in Auroville, one must be a willing servitor of the Divine Consciousness.

Auroville will be the place of an unending education, of constant progress, and a youth that never ages.

Auroville wants to be the bridge between the past and the future. Taking advantage of all discoveries from without and from within, Auroville will boldly spring towards future realisations.

Auroville will be a site of material and spiritual researches for a living embodiment of an actual human unity.

https://www.auroville.org/contents/1
日本語訳

オーロビル憲章、宣言文

オーロビルは、特定の誰かのものではない。オーロビルは全ての人のものである。
しかし、オーロビルに住む為には、その人は自ら進んで「The Divine Consciousness」聖なる意識の従者でなければならない。

オーロビルは終わる事のない学習の場であり、絶え間ない向上・進歩の場であり、歳を取ることのない若者の場所となるだろう。

オーロビルは過去と未来の架け橋であるべきである。内外からの全ての発見を活用して、オーロビルは未来の実現に向けて思いきり飛び出していこう。

オーロビルは1つの人類の団結を真に体現する人の為の、物質的・精神的両方の研究の場である事を望みます。


この宣言文は、1968年の創設当時、インド国営ラジオでも16の言語に訳されて放送されたそうです。

マトリマンディルや、ビジターセンターの資料館などで、マザーがこの宣言文を読み上げる肉声を聞く事ができます。
テープに録音された音声だったので、最近のようなクリアな音ではないところが歴史を感じさせます。

2月29日が、オーロビンドがオーロビルのビジョンを受け取った日であると言われていて、私は運よく(4年に1度しかない)2月29日のAnniversaryに参加する事ができました。
朝の4時45分に始まったマトリマンディルの瞑想集会と、その時に聞いたマザーの声を思い出すと、例えオーロビルに居なくても、私は私がいる場所を、オーロビルのような場所にしていきたいと思わされます。

Imagineの世界観

そこには国境はなく、宗教の違いもなく、全ての人が平和に暮らしている。

まるでジョンレノンのイマジンの歌詞のようですよね。
私は、イマジンのこの部分が特に好きです。

めっちゃ意訳してみる

You may say I’m a dreamer
But I’m not the only one
I hope someday you will join us
And the world will be as one
君は僕の事を夢想家と言うかもしれないけれど
僕だけがそんな夢を描いているわけじゃないんだ
いつか君も僕たちのところに来て一緒にこの夢を叶える一員になるって願ってるよ
そうしたら世界はきっと1つになる

オーロビルにいる時はこの歌をよく口ずさんでいたし、オーロビルで同じパーマカルチャーコースに参加した仲間達とも、夜にギターに合わせて歌った。
無謀とも思えるような理想を夢見て世界を良くしたいと考えているのは私だけじゃない。

現実に合わせて妥協しながら夢を小さくしようとしていた当時の私に、オーロビルは私の夢を最大限に求めていいのだと言ってくれているようでした。
一度決めかけていた起業の計画に迷いが生じたのは、その途方もない夢を追い求めても良いのかもしれないと思ったからでした。
ロックダウンすら、その気持ちを後押ししてくれていた気がした。

まだ「どうやって」進めばいいのかは見えていないけれど、イマジンの歌詞のような事をいつも堂々と語り合える仲間達と暮らすのが、私にとっての一番の幸せだなと噛み締めています。





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