魂の在り方と意識・感覚

ヨガとアグロエコロジーを伝える理由

生きた土が私たちを生かす

なぜ私が農業と環境の関わりについて伝えているのか


植物や、大地の力は昔から感じていて、大人になってスピリチュアルな事に触れてからも私は宇宙よりも「大地・地球」との繋がりを強く感じていたから、大地に深く根ざした、大地の力を人に届ける活動をしたいと漠然と思っていた。
2011年、リシケシで不思議な体験を繰り返しながら過ごしている中で、ある日夢を見た。

夢の中で、誰かが私に現在の農業の問題点や、いかに農業が社会・環境のあらゆる事に影響を与えているのか、を教えてくれた。

インド ハリヤナ州の有機農家にて

それまでの私は知らなかった。
F1種や遺伝子組み換え種子の事、商標登録された種や農薬を使用する事が、どう農家に経済的悪循環を招いているか。
化学肥料や農薬によって土地が痩せ、地下水に流れ込み、全人類の体を隠に陽に蝕んでいくこと、、、。

当時、日本にいる間は園芸店でたまに働かせて貰ってて(めっちゃワガママを言って働きたい時だけ働かせて貰ってた。。。)、植物の事を教えてもらったし、種や農薬の事も実際に何があるのかどういうものが売れているのか、確認しやすい状況にいた。
夢を見るまでは、観葉植物やハーブのそれぞれの癒し効果を広めて人がもっと植物を身近に置きながら暮らせるように、ヨガと植物の力を合わせて広めていきたいな位にしか思っていなかった。
けれど、それだけじゃなくて、もっと農業を取り巻く環境全てに対してアプローチしたいし、その事を広く伝えていきたいと思った。
ヨガを教えるのは、「自分自身に嘘をつかず本音で生きて欲しい」から。子供の頃から、人の嘘が見えた。

なぜ、大人も子供も自分自身にすら嘘をつくのか。
自分の本音がわからないのか。

私にはわからなかった。
人の本音に反応してはいけない。相手が言った言葉にしか反応してはいけないと、私自身をすごくコントロールしていたけれど、人を見ながら、本音と顕在意識が異なる意見を述べる事は、とても辛そうだなと思っていた。

今でもそう。目の前の相手が、本音と異なる思いを述べる時、私は非常にエネルギーを削がれるし疲れる。
でも、どうやらほとんどの人は、「本音って何?本音とズレてたら何が辛いの?」っていう状態らしい。
どれだけその人の可能性を狭めてしまっているのか、気づいていないらしい。

だからヨガを教える。

あなたがたの魂が、どれだけのポテンシャルを秘めているのか。どれ程美しいのか、どれほどピュアなのか、どれほど愛に溢れているのか、それを知って貰う為に。


そして、現在の農業を取り巻くあらゆる問題は、どんな仕事をしている人にも関わる問題だと思う。
魂の望み、本音に従い始めた時に、今いる場所に、会社に、社会に失望するのではなく、貴方の場所で、あなたの役割を全うすることの大切さを伝えるだけでなく、それが可能なのだという希望を持てる社会を創っていこうと思っている。



それが、目的。