この一週間、本当にいろんな事を考えさせられました。
たくさんの思いがあり過ぎて、
必要な言葉がでてきません。


このシバ像が顔の辺りまで激流にさらされたあげく、
飲み込まれてしまいました。
普段は、こんなに高いところにある橋が・・・、


・・・状況がイメージ出来ない。。。
今回被害の大きかったケダルナートやガンゴトリなどとは違う方向ですが、
リシケシから山を越え、谷を越え歩くこと片道3時間。

7月終わり頃には今年もハリドワール~リシケシを通って、
こちらのニールカントへの

巡礼者がごった返すはずでしたが、
今年はそれも、中止される見込みだそうです。
もちろん、外から見ている分には全体はわかりませんが、
各州の決断、動きの速さ。
各個人の行動の速さ。
聖者と呼ばれる人々の統率力。
その状況の移り変わりの速いこと。
ああしておけば、よかった。
こうしてあれば、良かった。
私達が、あらかじめ、こうしていれば良かったのだ、
そう、反省する問題も多々あるでしょう。
でも、「今できること」を「とにかく今この瞬間に」やらなければいけない時がある。
今まではどうだったとか、
今後どうするんだなんて話も大切だけど、
それは明日でもいい、
という事もある。
災害が発生して、その被害状況のまだ不明瞭な時点で、自分の食料品店の商品すべてを救援物資にして運びたいから手伝ってくれと言った店主は、
その後の周りの人の行動を、
確かに牽引していると思う。
私は、まだこういう時に周りを引っ張るようなイニシアチブを取る事が出来なくても、
せめて、先に一歩を踏み出した人に続ける人ではありたい、と思う。
Om Jay gange maata…
毎朝のガンジス川へのお祈りの歌の一部は、
「母なるガンガーは、全てを洗い流してきれいにしてくれる」という。
複雑な思いになる。。。
母なるガンガーへの畏敬の念を、
近代文明という名の下に、
観光という資源に変えて、
汚し続けてきた事への後悔を、
リシケシ周辺出身のシェフは、
こっそりと吐き出してくれました。
私の思いは全く言葉にならないので、シェフの言葉を載せておきます。
「学ばなければならない。
自然(神) が何を教えようとしてくれているのかを。」
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